No.41:急な組織変更で、チームの目標が曖昧になり、メンバーが混乱・疲弊している。
あなたの会社が、ある日、突然、巨大な、嵐に、見舞われたとします。 社長が、交代する。事業が、売却される。大規模な、リストラが、始まる。
そんな、先行き、不透明な、混乱の中で、多くの、人々は、思考停止に、陥ります。 「会社は、これから、どうなるんだ…」 「上の、指示を、待つしかない…」
彼らは、沈みゆく、船の上で、ただ、助けを、待つだけの、乗組員です。
しかし、その、同じ、船の上で、全く、違う、行動を、取る、人々がいます。 それが、「デキる、リーダー」です。
彼らは、決して、指示を、待ちません。 彼らは、嵐の中で、嘆きません。
彼らが、やることは、たった一つ。 それは、「自分たちの、救命ボートは、どこにあるか?」を、誰よりも、早く、見つけ出し、自分の、チームの、メンバーを、そこへ、導くことです。
ここで、言う、「救命ボート」とは、何か。 それは、「会社の、方針が、どうなろうと、絶対に、変わらない、自分たちの、チームが、顧客に、提供できる、本質的な、価値」のことです。
例えば、僕のチームは、Aという、商品の、営業部でした。 ある日、会社の方針で、A商品は、販売中止になりました。チームは、解散の危機です。
多くの、リーダーは、ここで、思考停止し、会社からの、辞令を、待つでしょう。
しかし、僕は、メンバーに、こう、問いかけました。 「我々が、顧客に、提供していた、本当の、価値は、Aという“商品”だったのか?いや、違う。我々の、本当の、価値は、『顧客の、課題を、深く、理解し、最適な、解決策を、提案する、コンサルティング能力』では、なかったか?」
その、問いこそが、僕たちの、「救命ボート」でした。
僕たちは、その、コンサルティング能力を、武器に、新しい、Bという、商品を、扱い始め、以前よりも、大きな、成果を、上げることができたのです。
もし、あなたの会社が、今、大きな、嵐の、中にいるのなら。 決して、思考停止しては、いけません。
会社の、運命と、あなたの、チームの、運命を、切り離して、考えるのです。
そして、あなたの、チームだけの、「救命ボート」を、探してください。 その、ボートの、舵を、握ることこそが、リーダーである、あなたの、本当の、仕事なのですから。
「BONDS-METHOD」の全体像や、今回ご紹介した以外の思考法について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。あなたのマネジメントや働き方を、根本から変えるヒントがここにあります。
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